
食品製造事業
限りある資源を無駄なく活かす。フードロスゼロ社会を目指して。
飽食の時代といわれる現在、日本のフードロス量は年間約600万トンを超えるとされています。
しかし日本の食料自給率は低く、輸入食材に依存しているのが実情です。世界の食料需給バランスは常に変化しており、いずれ表面化する「食料問題」は《避けて通れない大きな課題》です。
その難題を解決する「鍵」が《冷凍食品》です。私たちは《特殊冷凍技術》を用いて、限りある食資源を無駄なく活かす事で、地球環境や地域経済に貢献したいと考えております。
旬の美味しさを、いつでも必要なだけご提供します。
〜安全・高品質・新鮮な食品をお届けします〜
農家の皆様が丹精込めて大切に育てた新鮮な旬野菜や果物を、
最新加工技術により《いつでも美味しい旬感》を楽しんでいただける、
コストパフォーマンスに優れた商品づくりを行っています。

2つの特殊技術で、冷凍食材の常識を変えます!!
冷凍食品は私たちの食生活に欠かせない存在ですが、
今だに多くの方が「保存は効くが味は落ちる」という印象を持っています。
しかし近年、その常識を覆す新しい技術が数多く登場しており
「冷凍食品は味が落ちる」という常識は、今や過去のものとなっています。
私たちは、特殊スチーム加工と超低温急速冷凍という2つのアプローチで、
高品質な冷凍食品を開発・製造しています。
職人の「下ごしらえ」を完全再現する《特殊スチーム加工》
食材加熱は、一般的に沸騰や蒸気により100℃以上で行われます。その際、食材の細胞壁が破壊され栄養分が流失し、栄養価や美味しさが損なわれています。
弊社の特殊スチーム加工は100℃以下の低温ミストの適温保湿加熱により細胞組織を保持し、品質劣化や変形を最小限に抑制する事が可能です。対流加熱と凝縮熱の相乗効果により、食材中心まで素早く均等加熱する事ができます。食材・加工目的に応じて《熟練職人の下ごしらえ》を実現する事ができます。
食材の美味しさをそのまま封じ込める《超低温急速冷凍》
一般的な急速冷凍では、細胞を冷凍させると水分膨張により細胞破壊が起き、細胞内に含まれる旨味や栄養素が流出してしまいます。これが美味しさが失われる原因です。
一般的に-5℃から-1℃の間が細胞破壊が起きやすい温度帯とされており、超低温急速冷凍機では、この《魔の時間帯》を最小限に抑える為、-60℃の超低温冷気にて食品全体を均一に、短時間で急速冷凍する事で、食材を最高の状態にロックします。
《当社の特殊加工の特徴》
- ●50~90℃の低温湿式加熱で細胞膜破壊を最小限に抑えられる。
- ●素材本来の水分・旨味・食感を損なわずに加工できる。
- ●加熱に弱いビタミンCの減少を抑えれる。
- ●素材が持つ甘味・旨味・ポリフェノール等の機能性成分を増加できる。
- ●素材の固さを自由自在に調整できる。
- ●保存料・添加物も不使用のため、素材本来の味わいが楽しめます。
- ●食品細胞が熱耐性を持つので、本調理時の食材縮みがほぼ無い。
HACCPの考えを取り入れた衛生管理体制
HACCPの考えに基づいた生産ライン構築と「衛生管理体制の見える化」に取り組んでいます。生産チームから独立した品質管理チームが全工程を調査し、衛生管理計画書・作業手順書の作成・食品取扱者への教育・定期的な確認を行ってます。生産チーム・品質管理チーム共に力を合わせ、日々安心安全な商品作りに取り組んでいます。
品質管理の一例
テストキッチンを常設。